トマトって色んな料理にも使えるし、切ってそのまま食べても栄養満点で美味しいし、彩りにもなるのでミニトマトなんかはお弁当によく入れたりして様々な場面で使える食材のひとつです。
スーパーにも色んな種類のトマトが売っているので、どれを買おうか迷ってしまいます。
比較的安価なトマトから美味しいのを買おうと一応は選んで買ってきても、食べたらカスカスで触感が悪かったり、見た目よりうま味が少なかったりしませんか?
かといって、高いトマトを買ったからといって必ずしも美味しい訳ではありません。
美味しいトマトの選び方や見分け方のポイントを押さえておきましょう!
美味しいトマトの選び方・見分け方 その1~へたが緑色でピンとして鮮度を感じられる~
まずは、トマトの鮮度です。鮮度が高いものを極力選びたいですよね?
トマトの鮮度はヘタを見れば分かります。
採れたてのトマトはヘタが上向きになっています。
スーパーで購入する時には、ここまでの鮮度のトマトは少ないかもしれませんが、ヘタが緑色でみずみずしいものを選ぶようにしましょう。トマトはヘタの方から元気がなくなっていくので、ヘタの方までハリがあるものが鮮度が高い証拠です。
真っ赤で美味しそうなトマトでもヘタ部分が元気のないものは収穫してから時間がたっているものと考えて良いでしょう。
ヘタが枯れている・乾燥している[/su_service][/su_note] [su_note note_color=”#ffffb0″]※大手スーパーなどに並べられるトマトは輸送時にヘタ部分を折りたたんで輸送される場合もあります。
その場合は、ヘタの状態が分かりにくくはなりますが、ヘタ部分を広げて確認してみるなど工夫が必要です。[/su_note]
美味しいトマトの選び方・見分け方 その2~形がよく全体的に赤色~
見た目の悪いトマトより見た目のよいトマトの方が美味しいトマトと言えます。
角ばったトマトは中に空洞があったり、ゼリー状の部分が多かったり、水気も少なく薄い味のものが多いです。
色もヘタの周辺まで均一にきれいな赤色をしているものが美味しいとされています。
しっかり全体が赤く、丸みを帯びた状態のトマトは完熟に近い状態で収穫されたものが多く、甘みも強いです。
また、赤くても白い斑点があるトマトはさけましょう。
この白い斑点はトマトが呼吸するための気孔です。
白い斑点が見えないものは気孔がしっかり閉じていて、うま味や糖度がトマトの中に閉じ込められているのですが、白い斑点が見えるものは気孔が開いてしまっている状態なので、そこからうま味や甘みがにげてしまっているのです。
こういうトマトは、触感も柔らかく味が薄く水っぽい傾向にあります。
美味しいトマトの選び方・見分け方 その3~ずっしりと重みがあり、ハリがある~
同じ大きさのトマトなら重みがある方が、実がギュっとつまっていて美味しいトマトと言えます。
軽いトマトは硬いです。硬いトマトは酸味が強くて、味が薄い事が多いで、しっかりと重みを感じ、皮がパーンと張ったものを選ぶと良いと思います。
張りがあるのは新鮮な証拠です。
美味しいトマトの選び方・見分け方 その4~ヒビ割れ、傷がない~
これは皆さんお分かりかと思いますが、ヒビ割れているものや傷があるものは鮮度が一気に落ちてしまいますし、その部分から腐敗が始まってしまいます。
ヒビ割れはトマトが熟していく過程でできてしまう事もあるので、購入後にひび割れを発見したら早いうちに食べてしまうようにしましょう。
美味しいトマトの選び方・見分け方 その5~匂い~
トマトの臭いを嗅いでみて、甘い匂いのするトマトは甘い事が多く、
青臭い匂いのする場合は、中がまだ熟しておらず硬い可能性が高いです。
美味しいトマトの選び方・見分け方 その6~放射状の白い線(スタ―マーク)~
トマトのおしり側(ヘタの反対側)に白い線が出ているトマトは糖度が高く美味しいトマトの印です。
白い線が星に似た形になったものほど美味しいと言われており、これをスターマークと言ったりします。
白い線が均等で濃く、はっきりしているほど糖度が高いトマトです。
この白い放射状の線は糖度6以上で出ると言われています。
大手スーパーに流通するようなトマトは大量に青いうちに収穫されているものが多いため、赤くなってもこのスターマークが出ているトマトはなかなか見かけないかもしれません。
また、この白いせんがはっきり長いほど皮が分厚くなります。
甘くて皮の薄いトマトは存在しないようです。
ですが、分厚い皮にこそトマトの代表的栄養素のリコピンが含まれているので、しっかり星型に白い線が出ているものを選ぶ方がいいと思います。
まとめ
この記事を読むと、何故今まで買っていたトマトの味が悪かったのか納得だったと思います。
特にスーパーなので買う場合はどうしてもご紹介した基準に達しないトマトを購入する事もあると思います。
そんな時は、生で食べるのではなく調理に使用するなど、バリエーションも広がりトマトをより一層楽しめると思います。
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